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11月26日(水)
|Art Gallery 待夢 -TIME-
Ayame Iizumi 個展「産霊(むすひ) - ひとつなるいのち -」
金色の絵の具をしぼり出し、言葉や祝詞を一筆ずつ重ねていく。その行為は、描くというよりも「祈る」に近い。 同じ言葉を繰り返し描くうちに、文字は次第に形を失い、意味の境界が溶け、光そのものへと還っていく。 個々の言葉は、それぞれに意志と響きを持つ。けれども重なり合うとき、そこには新たな調和が生まれ、ひとつの大いなる“いのち”の呼吸が現れる。 「産霊(むすひ)」とは、生命を結び、生み出す力。それはすべての存在を繋ぎ、自然・人・宇宙が呼応する霊(ひ)の循環。 今回の新作では、日本の伝統色を用いて、それぞれの魂が放つ色と光を描きました。 個が輝きながら、全体と響き合う。 すべては独立しながら、
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