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長野久人
美術家 Visual Artist
Hisato Nagano
長野久人は、東洋の陰陽五行思想を基盤に、生命の循環と宇宙の秩序を独自の造形言語によって探求する現代美術家である。
果実や昆虫、乳児といった生命の原初的なイメージを極度に拡大・変容させた立体作品は、自然界の豊穣さと神秘性を想起させる一方で、どとか異形で不穏な気配を内包している。さらに洗濯機や照明器具などの実用品に生命的なフォルムを与えることで、日常と非日常、機能と象徴、生と死の境界を揺さぶる独特の世界観を構築してきた。
鮮やかな黄色をはじめとする色彩は、五行思想における大地や生命力の象徴として作品に反映されており、その造形は単なる視覚的な異にとどまらず、人間と自然、物質と精神の関係性を問い直す装置として機能している。長野の作品は、ユーモアと怖、愛らしさと不気味さが交錯する場所から、生命の本質に迫ろうとする試みなのである。
1953年北海道生まれ
1987 年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
1997年 キリンコンテンポラリーアワード'97奨励賞受賞
2005年北海道立函館美術館にて個展開催
2015年京展 京展賞受賞
2023年「箕面の森アートウォーク」参加
2025年「鞆の浦 de ART 2025」参加
2025年
miratap Art Award 2025 ファイナリスト入選
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